昔、父親が勤めていた会社は、大阪でも有数のホームレス居住地域にありました。毎晩終業時刻になると入り口のシャッターを閉めるんですが、しばらくすると、どこからかホームレスのおっさんがやってきて、シャッターの前の踊り場を寝床にしていたそうです。警備員が毎朝彼らを追っ払うのが日課になっていたそうなんですが、ある日警備員が、夜のうちに階段やら踊り場やら全面に水をズバーッと撒いておいたそうです。
グッドアイディアです。ぬれているのでホームレスたちは、そこで眠ることができません。
誰も直接戦うことなく、無血革命のように、ホームレスに警備員は勝利したわけです。
しかし、雨風をしのげる絶好の寝床を奪われたホームレスたちは、相当アタマにきたらしく、無言の攻撃にでました。やはりだれも血を流さない方法で。
翌朝いつものように警備員がシャッターを開けようと踊り場にやってきたら、そこには山盛りのウンコが3つ4つと放置されていたのでした。水攻めに対し、野糞攻撃。
その日以後、警備員は水をまくのをやめ、再びホームレスとの共生が続いたそうです。しかし当時、高校生だった僕には、なぜ警備員がさらなる対抗策に出ないで、共生という道を選んだのか、さっぱり理解できませんでした。鉄条網をめぐらすとか、なんかもっと強い攻撃に出りゃええやんか!と親父につっかかった記憶があります。
昨日のつづき。運ちゃんによると、昔は銀座に遊びにいく男性は、仕事のあと、一度家に帰って、いい服に着替えてから店にいったらしい。いい遊びをするために、真剣勝負だったわけです。プロの客と、プロのホステスの勝負だったわけですね。互いにリスペクトしてたというか。銀座は紺色のスーツをきてる人が仕事帰りにそのまま寄っちゃうようになってから、ダメになったというわけです。客がプロじゃなくなっちゃったから、ホステスの方のサービスの質も落ちちゃったと。
なんか大阪の食いもんやのサービスと、東京の食いもんやのサービスの違いを思い出した。すげー文句言いまくる大阪のおばはんとかが、結果的に店を育ててる訳やし。
芸人殺すのは客や、とは誰が言ったか。
だいたいタクシーに乗ると、運転手さんと話をすることにしているんだけど、おじいさんのタクシー運転手さんは必ずと言っていい程、水商売のおねーさんの話になりますな。おもろいのでいつもかなり突っ込んでみますが。今日の運転手さんはホステスさん達のことを「お姫さま」と呼んでたのが軽いカルチャーショックでした。
久しぶりに渋谷を通りがかったら、センター街で黒人がドラムを叩いていました。かなり特殊なリズムで・・・。人だかりができてた。
でもメロディーが無いのにドラムソロで、人を呼ぶ力があるのってやっぱり太鼓は原始の本能を刺激するものなんかいねー?
いっそ喫茶店とか商店街とかで流すあのわけ分からん音楽を全部ドラムソロにしてしまったら、東京という町がさらに面白くなるような気がしました。